部活を引退して、高校卒業を迎えるまでの境界の時間、
よく晴れた日の英語の授業の前にふとクラスメイトから渡されたのが
「天使は瞳を閉じて」。
教師そっちのけで読み耽ったのが私にとっての第三舞台との出会いでした。
その後、足繁く大きな本屋に行っては足が棒になるのを忘れて戯曲を通読。
頭の中では何度となく公演が繰り返されていましたが、
本当に「第三舞台」を観たのは今日が初めてで、でも最後で、そして最高でした。
話は変わりますが、昨年亡くなった歳の同じ友人の「つぶやき」は今も
そこにあります。これはどうしたものかとぼんやり考えていた数カ月後、
とあるSNSから「もうすぐ彼のお誕生日だからお祝いメッセージを送ろう!」
という自動メールが送られてきました。
一瞬フリーズし、「なんて贈っちゃおうか」なんて嬉々と考えもしましたが、
でもそんなことを考えるのは良くないような、
結局もやもやとしたまま時間が経っていました。
そして今日。15年前と同じ手で肩を叩いてもらえたと勝手に思っています。
なんだか照れくさそうに感謝されているような叱咤されているような
そんな手に私は思えました。
私の中での勝手な公演はまだまだ続きますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
へたくそな表出ですいませんが、
本当にありがとうございました。
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なーんてな。
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